刊行物

刊行物

神奈川大学21世紀COEプログラムでは、研究経過途上、あるいは成果などを刊行物として出版することに力点を置いた。これは人文系研究が現状ではインターネットを利用した研究よりも印刷物を読み、思考するという研究スタイルに依然として軸足が置かれていることを考慮したためである。

その結果、成果報告は以下のような研究成果報告、年報、シンポジウム・ワークショップ報告書、調査研究資料、ニューズレター、助成刊行物、の6種47冊におよんだ。

研究成果報告書

研究成果報告書は、『マルチ言語版絵巻物による日本常民生活絵引』本文編および語彙編各2冊、『日本近世・生活絵引』北海道編、北陸編、東海道編の3冊、『東アジア生活絵引』中国江南編、朝鮮風俗画編の2冊、各班の課題の成果報告書『身体技法・感性・民具の資料化と体系化』、『「景観」と「環境」についての覚書』、『環境に刻印された人間活動および災害の痕跡解読』、『地域情報学の構築 -新しい知のイノベーションへの道-』、『高度専門職学芸員の養成 -大学院における養成プログラムの提言-』、実験展示『「あるく -身体の記憶-」をつくる』、『非文字資料研究の理論的諸問題』、『研究事業総括報告書』の8冊、および『非文字資料から人類文化へ -研究参画者論文集-』『非文字資料研究の可能性 -若手研究者研究成果論文集-』の2冊である。

年報

年報類は『人類文化研究のための非文字資料の体系化』1~4号の4冊である。

シンポジウム・ワークショップ報告書

国際シンポジウムを2005年度~2007年度の3ヶ年にわたり3回開催した。それらに付随して、プレシンポジウム、あるいは他大学と連携したシンポジウムを開催し、その成果を報告書にまとめた。

第1回国際シンポジウム プレシンポジウム報告書『版画と写真 -19世紀後半 出来事とイメージの創出-』、第1回国際シンポジウム報告書『非文字資料とはなにか -人類文化の記憶と記録-』、第1班「図像資料の体系化と情報発信」公開研究会『図像から読み解く東アジアの生活文化』、第2回国際シンポジウム報告書『図像・民具・景観 非文字資料から人類文化を読み解く』、立命館大学とのジョイントワークショップ報告書『歴史災害と都市 -京都・東京を中心に-』の5冊である。

調査研究資料

『環境と景観の資料化と体系化にむけて』、『図像文献書誌情報目録』、『図像研究文献目録』、『手段としての写真 -「澁澤写真」の追跡調査を中心に-』『「澁澤写真」に見る1935~1936の喜界島』の計5冊である。

ニューズレター

『非文字資料研究』1~18号を季刊刊行物として発行した。19号は2008年3月発行である。

助成刊行物

『対話する歴史と民俗 -歴史民俗資料学のエチュード-』、鈴木江津子著『室町幕府 足利義教「御前沙汰」の研究』(歴史民俗資料学叢書1)、半澤健市著『財界人の戦争認識 -村田省蔵の大東亜戦争-』(歴史民俗資料学叢書2)、王京著『1930、40年代の日本民俗学と中国』(歴史民俗資料学叢書3)の4冊である。


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