出典:
『日本地理体系第十一巻 台湾編』改造社、1930年5月
原資料種類:
写真(前)
原資料付加文字情報:
建功神社 台北市南門町植物園内に鎮座、改隷当時及其の以降本島に於て一命を国家に捧げた人々の英霊を祀る。従来本島に於ては毎年一回台北及台南の両地に是等英霊を招斎して祭儀を執行したが、総督府は大正十四年偶々始政第三十年に相当せるを機とし招魂社創立の計画を立て、造営成って昭和三年七月鎮座祭が執行せられたのである。本社の祭神は壱萬五千四百九十二柱(内地人一萬二千五十六柱、台湾人蕃人三千四百三十六柱)の多数に上り、職務上からは軍隊関係者が最も多く約九千二百柱に達し警察関係者、文官其他之に次で居る。社殿の構造は本島特殊の事情を顧慮して井手総督府技師の設計したものである。下図は飛行機上より見たるもの。(山中撫)
原資料内容:
上空から見た公園内の境内の全景
原資料サイズ:
140×90
掲載ページ:
19
備考: