只見町の伝統的な民家の一つにマガリヤ(曲家)をあげることができる。マガリヤは、母屋の形がL字型になっており、ウマヤの部分が南手に突き出す形になっている。マガリヤの出入口は、L字の付け根の部分にあるダキと呼ばれる部分にあるが、冬季においては雪で閉ざされてしまうためにウマヤの部分から出入りする。
『只見町史』3巻 p.386-387の間取りの概念図